はせろぐ

コンサルタントの余暇を綴るログ

【日本酒テイスティング】ソムリエが語る日本酒の世界

コンラッドでソムリエをしている北原康行さんが書いた日本酒に関する新書を読みました。なぜソムリエの彼が日本酒の本なんて書くのだろうと思われるかもしれ知れませんが、なんと彼は唎酒師であり、くわえて2014年の世界唎酒師コンテスト*1で優勝しているんですね。

 
そんな彼が、ソムリエであり唎酒師であるという双方の視点から日本酒を語るこの本は、興味深い発見が沢山ありました。「ワインよりテイスティングが難しい」、「日本酒はエリアとタイプだけ見よ」こういった刺激的でシンプル、でも発見があるようなセクションが多くあった様に思います。
 
面白かったセクションについては、何回かに分けて(気が向いた時に)振り返ってみたいと思います。
日本酒テイスティング (日経プレミアシリーズ)

日本酒テイスティング (日経プレミアシリーズ)

 

 

 

*1:このコンテストがどの程度のもので、どの程度権威あるものかは良く理解していないので、今度調べてみよう

【写真撮影】根津神社、ツツジを観に行く

先月は週に1本更新するぞという目標を達成できていた。うつつを抜かしていた。4月はこれが最初の更新だ。

根津神社を知っているだろうか。千駄木町にあるツツジが有名な神社だ。4月の二週目くらいからゴールデンウィークあたりまで、沢山のツツジが咲き乱れる。ちょうど自宅の前にチラシが貼ってあって認識した。ウキウキしながらカメラを抱えて出かけて行った。

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こんな風に本当に沢山のツツジがうえられている。種類も豊富で煌びやかだ。

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種類が豊富なだけあって、どうやら開花時期も微妙にズレているらしい。満開ものも、五分咲きのもの、既に枯れてしまっているもの。
全てがちょうど良く咲き誇っているタイミングに行けたら、さぞ素晴らしいことだろう。
そうでなくても、たいていの人は満足できる。

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ツツジは道端に植えられている事も多い、オーソドックスな花だと思う。よく注意してると、こんなに沢山植えられているんだなと感心する。もしかしたら、強い植物で管理が楽なのかも知れない。

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ツツジに、こんなに沢山の種類や形があるのかという驚きもあった。当然のことなんだろうけど、実際に見てみると、案外驚くものだ。小さいもの大きいもの、形が変なもの、様々な色あい。

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ピンクのイメージが強いけど、白のツツジも相当綺麗だ。

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よくもまあ、こんなにも密集させて植えたものだと思う。これらを毎年綺麗に咲かせるのは、結構な努力の賜物ではなかろうか。

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実はツツジだけではない。鳥居が折り重なったエリアもある。こうして考えると根津神社、結構見所のある神社だなと感じた。千駄木の街並みも興味深い神社が他にもありそうだし、見ていて楽しくなるようなブックカフェや古本屋もありそうだ。

また、散歩に行きたいと思えるエリアだと感じる。

【写真撮影】六義園初訪、所謂五分咲

暖冬と言われていた今年の冬は、前評判よろしくサッサと終わってしまったように思える。豪雪地帯である実家に帰省しても、年末だというのに拍子抜けなくらい雪は無かったし、三月上旬の草津にも勿論、雪なんてなかった。

冬がサッサと終わってしまったので、春が前倒ししてくるかと言うと、案外、そんなことも無く、微妙な寒さが続いて、変に焦らされるような、そんな天気が続いている。今年の桜前線は一気に北上してくるという噂に載せられ、早々に花見を執行してしまった人は、悲惨という他ない。野外で冷えたビールを飲むには、些か寒すぎるし、そもそも、我らが都心の桜は、満開どころか八分咲きにも程遠いのだ。
まあ、花見の時期に親しい者達と野外で酒を飲んでいるという事実を発信することに、ことの重要度がシフトしている現代人にとっては、桜の開花度は優先度の低い事項なのかも知れない。そして、不運にもこのタイミングで休暇が取れてしまったコンサルタントにとっても、開花度は、やや優先度が低い事項だったと思う。撮影は1人だし、取り敢えず行ってみよう、そんなものである。

六義園は、初めていった。正直、寄ってとる写真が多く、六義園である意味はまるで無い。まあ、仕事とは異なる、細かいことはいいのである。

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辛うじて載せられる桜はこれくらいだろう。六義園のしだれ桜を被写体にした。桜は、本当に難しい。広角で撮るとなかなか様にならないのだ、技術が求められる。寄って撮ろうとすると、結構、彼らは風で揺れるのでタイミングが難しい。毎年、少しトライして嫌になる。今年もそうである。

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こちらもかろうじで撮影した桜
ピント合わせが大変なのだ

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これは、どうでも良い、六義園の道端の草
どうでもよいような草を撮るのは、なんとなく好きなのだ

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咲いているのは桜だけでない
花は案外と構図も厄介なんではないかと思う
それだけで美しさがある対象ではあるけど単純になってしまう

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その辺に散ってる人たちも、なんとなく好きだ
サラダ感がある

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この通りまだ五分咲きの六義園であった

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この翌日だが、神楽坂を散歩してきた
いつもに増して人でごった返していたように思う

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ちょっと路地裏に入るとこういったものが、残っているのが面白いところ

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できません

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このニンニク料理屋も旨い
翌日の予定はよくよく考えておくべきだが

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またも道端の草を撮影するのであった

あと、一二週間もしたら、桜も満開になるだろう。花見も執り行う。撮りたくなる対象もおおいに出てきそうだ。撮影が楽しい季節になってきた。

フレグランスメゾン「FUEGUIA1833(フェギア1833)」を知っているか:開封の儀

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FUEGUIA1833というフレグランスメゾンを知っているか?
ブエノスアイレス発のフレグランスメゾン、実は去年の10月に日本に初めてオープンしたこちらのお店、場所はグランドハイアット1階
 

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友人の結婚式がグランドハイアットであって、披露宴が終わり二次会まで時間を持て余した所にちょうど目についた。フラフラと入店してみると、上記のとおり南米のメゾンということで珍しいなと思い、いくつかの香りを試す
 

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入ってみると、それぞれの香水の上にはフラスコが被せてあった。香りを試すにはムエットではなく、フラスコを使うのだ。物珍しいし、記憶に残りやすい。それに、いちいちムエットを持って来てもらう手間もかからないから、以外に利便性も高い。もちろん、フラスコの中にたまっているのは、トップノートではないので、ムエットをお願いして、トップノートから試すこともできる。
 
香料は南米のものを中心に使っているらしい。原料を採取するために、植物が生息している地域の人たちを説得するところから始めただなんてエピソードは、相応に購買意欲を掻き立てる。
ラルチザンやペンハリガンなどの欧州のメゾンフレグランスと比較すると、原料の瑞々しさや、溌剌とした印象をよりストレートに伝えようとしているような、第一印象を抱いた。
基本的にユニセックスに作っているので、男性・女性ともに使える。
 
30ml1万円という購入しやすいサイズがあったので、衝動買いをしてしまった。ちょうど、新調したいと思ってたのだから、良いのだ良いのだと自分に言い聞かせる。
 

いざ、開封の儀

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こんな箱と薀蓄が書いてある冊子が貰える
 
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開けるとこれまた薀蓄カードが入ってる。なかなか綺麗な写真が入ってるし、こういうのはほかのフレグランスより凝ってる感じがする。
 
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開けるとこの通り、包装されたフレグランスが埋まっている。
 
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キャンディみたいに包まれているってわけだ。
 
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購入したのは、ジャスミンを中心として構成されるAmaliaというフレグランス。ジャスミンの香りは結構好きなんだけど、フローラル系は中々手を出せてなかったので、これが初の買い物。これから春っぽい空気になっていく中で、使えると中々気分がいいんじゃないかなって思う。新緑の5月に天気の良い日に使うと最高だと思う。
 
気が向いたら、このメゾンや調香士のことはもう少し調べて、別の記事でも紹介したい。

【外食の教科書】意識的に楽しむということ

 

www.amazon.co.jp

 

自己啓発本、または美食について体系だって説明している本のように見えるタイトルだが、全くそんなことはない。

「こんなものを読んでも美食について全く理解が進まない!くだらない本だ!」と憤慨している人をTwitterで見かけたが、まこと滑稽であった。
そんなことを目的としていない本に対して、そのような文句を言っても空しいだけである。

 

では、何が書かれているかというと、イベント化、コンセプト化することで食事は楽しくなるってことがつらつら書かれている。
クスッと笑えることも多いが、多分にして親父ギャグである。テレビのプロデューサーらしいと感じるのは、私の偏見だろうか。
こういう、しょうもない(失礼!)本は、疲れたときにザラっと読むといい。

 

 一回り上の人と飲みに行くことがあるだろうか

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年に一回でも、そうした人たちと飲みに行くと面白いベンチマークになるかもしれない。定期的に行くことで発見がありそうだ。

同じ干支で集まるので【チキンクラブ】や【龍結社】などと称しているらしい。くだらないことこの上ない(笑)

 

 一人で飲みに行く定番を作れ

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一人飯は全く苦じゃないので同感である。
ネガティブになった時、つらいことがあった時に行く逃げ場を持つことは、長い人生の中で大事なことだ。嫌なことがあったら食事に走る私だが、そういう時の定番のお店は特段決めていない。確かに、作ってみたくなる。

 

くだらない『から』楽しい

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筆者は、麻婆豆腐を偏愛している。麻婆豆腐愛好会を作ったらしいが、その名前は、麻婆十字団。そんな麻婆十字団の戒律は下記の通りだ。

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くだらないことこの上ない(笑)

 

だが、ここに書いてある通り、

”同好の士の間では、ばかばかしい戒律、ルールほど盛り上がります。”

というのは真実だと思う。

 

帰属意識が高まる。大人が子供っぽいことをあえてする、だけど、それだからこそ楽しい。それを意識的にやることは、むしろ大人っぽい。

 

「なんとなく面白そう」「なんとなく楽しそう」を作る

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食事会の案内がきたとき、単に「ワイン会」「和食を楽しむ会」「イタリアン交流会」や会場となる店の名を冠しただけの会では僕は行こうと思いません。そんな何の工夫もない名前のついた会には行っても面白くないだろうな、楽しくないんだろうなと直感してしまうからです。

僕は食事会も「名は体をあらわす」だと思っています。

会の名前自体にインパクトがあってある程度主旨が伝わり、一瞬クスッと笑わせたり、よくわからないけど面白そうと思わせたり、なんとなく参加したいと思わせるのがポイントです。

 

単なる食事会にも、こういう考え方を持つのはTVのプロデューサーっぽい発想だなと思った。

 

  • 7月7日7時から7人、ビストロセプト(セプトは7の意)で、7品7777円のコースを楽しむ『ウルトラセブンの会』
  • 8月8日8時から8人、トラットリア パッパで8品8888円でコースを楽しむ『パッパラパーの会』
  • 京都祇園の『祇園一道』では、最初、全員うつむいてスタンバイし、「一同、おもてを上げい~」のかけ声とともに顔をあげ乾杯をする『一道おもてを上げる会』
  • 予約困難な割烹『もめん』に年に一度貸切で訪問する『行ったん?木綿の会』
  • お好み焼きや焼きそばなどの粉ものを年度末に食いまくる『粉食決算クラブ』

 

どれも親父ギャグでくだらないことこの上ないが、大の大人がこうしたコンセプトで集まって食事するのは、行く前から『なんとなく楽しそう』っていうのはわかる。

 

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よく食事に行くメンツとユニット名をつけるのも楽しいと。

脂肪がたっぷりのった肉や脂身が大好きなデブのおっさん二人で食事に行く『背脂商会』

 

どれも大変にくだらないことこの上ないが

こうして楽しむ仕掛けをどんどん作っていくことは、生活を楽しく豊かにするんだろうなと感じた。大人のおふざけをもっとするべきである。

【備忘録】計画的行動は言語化から始まる

「行こう行こうと言って、結局今年もあの店には行かなかったな」
行きたい店は数多くあれど、気づいたら一年が終わり、結局、行けずじまいとなってしまうことは非常に多い。言語化し、そこに書き留め、自分を律さなくてはならない。単なる食事に何と大仰な。

 

去年は、イタリアンは当たりを引いた年だった。
一方で、フレンチは振るわなかった。ガニェールもエルブランシュも何だかなぁ・・・という感じだったし、先日訪問したロブションも値段相応には思えなった。ランチで行ったロオジエは、鶏のローストが抜群だったけど、他の皿はあまり印象に残らず、夜に行ったらどう感じるだろうと思ってしまった。

今年は、和食を中心に回ってみようかとそんな風に思ったわけだ。

 

和食

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神楽坂をうろつくことが多いので、この二つはいい加減攻略しておくべきだろう。何かしら口実をつけて訪問したい。

 

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系列店の日本酒のセンスが良かったので、こちらも当然に行くべきだろう。

 

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 行こう行こうと二年劣後している店。予約が面倒なのである。
これは必達にしよう、いい加減に。

 

以下は、機会があればということでメモ程度

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フレンチ

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 フレンチは・・・といいつつ、三つ。神楽坂の二店舗はいい加減行くかと。ラシャッスは、美食な人がジビエが堪らないとよく訪問していたので、冬にでも機会があれば。

 

中華

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これらも機会があれば程度かな。神楽坂のエンジンは、ランチが美味かったので、夜に訪問したい。

 

年末までに、今年はこのうち、どれほどを開拓しているだろうか。回らないPDCA

 

草津再訪録

訳あって草津再訪
前に行ったのはかれこれ三年前くらいだろうか。当時は一眼レフを持ってなかったのでiPhoneでパシャパシャ撮影してたのだが、今回は、えいやと抱えていった。あまり、じっくり時間が取れなかったが、いくつか撮影したので記録しておこう。

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あいにくの天気だった。湯畑を中心に撮影してまわる

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草津は結構アングルが難しいように感じた

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これが湯畑である
一体なんのために、こうした物があるのかは知らない

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程よくリノベーションされてて、どこも新しい感じの建物だ

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ネットにおちてる写真の多くは俯瞰もので、なかなか時間が無い中で、そうした所にアクセスすることは出来なかった

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複雑で色んな色合いがあって面白い

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建物が新しいのは集客力のある観光地のカネの力を感じる

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観光した場所に全く関係ないが道端にあるものを撮影するのは好きだ

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これもそう

今度はゆっくり温泉に浸かるために来たいものだね。もうすぐ春だと感じる。