読書録
コンラッドでソムリエをしている北原康行さんが書いた日本酒に関する新書を読みました。なぜソムリエの彼が日本酒の本なんて書くのだろうと思われるかもしれ知れませんが、なんと彼は唎酒師であり、くわえて2014年の世界唎酒師コンテスト*1で優勝しているん…
www.amazon.co.jp 自己啓発本、または美食について体系だって説明している本のように見えるタイトルだが、全くそんなことはない。 「こんなものを読んでも美食について全く理解が進まない!くだらない本だ!」と憤慨している人をTwitterで見かけたが、まこと…
なんどか読書録で『英国一家、日本を食べる』を取り上げていたと思う。実は、日本語版ではもう一冊『英国一家、ますます日本を食べる』という本が出版されている。英語版では一冊の本だったんだけど、紙面の関係上、いくつかのエピソードが削られて『英国一…
Kindleでジャケ買いしてみた。 日本酒一つにつき、十ページ弱のエピソードとそれを表すイラストが載せられている。日本酒ごとに、イラストを描く人もエピソードを書く人も変わる。 そのコンセプトや、良し 日本酒を好きな人が増えてくれたら、とても嬉しい。…
前回の更新で、日本食と伝統的フランス料理を比較しているくだりを紹介した。 【英国一家、日本を食べる】日本食と伝統的フランス料理の比較 - はせろぐ 日本食は、『素材が本来持っている味を引き出す』引き算の料理であり、一方で伝統的フランス料理は、加…
著者は、日本旅行をする際に、どうしても懐石料理を食べたいと思っていたらしい。本書の11章では、懐石を食べに行ったエピソードが記述されている。伺ったお店は、京都の菊乃井だ。 tabelog.com 料理の描写も大変興味深かったが、料理長の村田氏にインタビュ…
久々にゆっくり読書をする時間をとれているので、ビジネスに関係ない本も読んでいます。ちょうどバリ旅行中に読んだのは、『英国一家、日本を食べる』という本です。 フードジャーナリストである著者が家族を連れて、日本各地を食べ歩いた旅行記のようなもの…